「何だ、歌ってくれないのか?」
「やだよ恥ずかしい。タイミング逃したし、改めてなんて…とも、言えねえよな今日は… よし。じゃあケーキを買おう!」
「なんでケーキ」
「ケーキを前にしたときのみ、この旋律は一切の束縛から解き放たれる…」
「どうでもいいが…今から行くのか」
「…ですよね…正直、言ってからやっぱやだって思った…今の時間照り返しきついし」
「夏場にケーキは、スポンジとかもそもそするのがちょっと…あれだよな」
「…あ、じゃあ、代わりにスイカ切ろうか」
「なんかそれは趣旨を見失ってないか?」






20110831(0808)
その後、スイカを前にハッピーバースデートゥーユーを歌ってもらったイザークは、俺がプレゼント的なノリに持ち込んでディアッカもおいしくいただきましたとさ。